一週間ほど持ち歩き使ってみた感じをメモ。
目次
【デザイン】
厚みが大変薄く、5.5インチのスマホの割にケースに入れてもさほどかさばらない。
ケースに入れてしまえばデザインはまったく気にならない。
【携帯性】
一般的な5.5インチですが多少薄いので頑張ればお尻ポケットに入れられる。
Yシャツなどの胸ポケにパツパツでも入るが見た目が恐ろしいほど恰好悪くなる。
【ボタン操作】
感圧があまり良くない。スマホを机に置いて片手でタッチ&フリックすると反応してない時がある。片手操作するとそれを如実に感じる。近年の国産機やiPhoneであれば「押す」というより指でスッとなぞる程度でも正確に反応するが、g07+では指の腹でグッと多少の力を入れ押し込む必要がある。
フリック操作が必要なゲームや、LINEで文字入力するときに残念な気持ちになる。
指紋認証の感度はバツグンで指を置いた瞬間ロック解除するぐらい早いです。指でなぞる必要もなく一瞬でも触れると即反応という感じです。寝てる時に簡単に解除されてしまうでしょう。
また指紋認証の登録時に指をゴシゴシ連続してこすると素早く登録できました。
電源ボタンは押しづらい位置にあるのですが、指紋認証でロック解除するので最近では一切触ってないので気にならなくなりました。スクショ撮る時ぐらいですかね。
【文字変換】
google標準のものが初期設定で備わってます。ATOKと比べるのは酷ですが一般的な使い方で困ることはありません。英文字入力時に自動的にQWERTY配列にするという設定をしています。
【レスポンス】
CPUがMT6750Tだけど言うほどレスポンスは悪くない。ただゲーム類が問題なく出来るか微妙なところ。試しにデレステを落としてチュートリアル後、数曲プレイしてみたが、音声全部が何故か倍速再生されてムービーと譜面が合ってない状態になった。3D軽量で綺麗にヌルヌル動く。タップ調整後にトライするも誤タッチ判定が多くリズムゲーは難しいと思います。
ちなみにバッテリー100%からデレステダウンロード~チュートリアルまででバッテリーは12%減った。
【メニュー】
Android6.0になりわかりやすくなったかと思います。
ホームのランチャーを「Launcher3」にして使ってます。画面の何もないところで↑フリックすると簡易メニューが呼び出せるので重宝してます。
【画面表示】
IGZO画面は大変綺麗です。youtubeなどの動画再生も綺麗に再生可能でした。
【通話音質】
1週間で2時間ほど通話したのですが、相手に聞き返されることがしばしば。マイクが小さいのかな。腹の底から声だせば問題ないが雑踏だと少し恥ずかしい。小声でのやり取りは向かない。相手のケータイ電話が不良のようでした。その後、別人の耳の遠いお年の方にかけるもまったく問題なく通話可能でした。耳のハンズフリーはまあまあ。
【呼出音・音楽】
音を出す機会が限られてますが屋外でもしっかり気づく音量がでます。音質については普通です。
【バッテリー】
wifiや通信を組み合わせて使うアプリの場合、かなり早くバッテリーが消耗します。1分で0.5~1%減の覚悟が必要です。一切操作しない待ち受けオンリー運用ならば5日は充電不要で持つが、DSDSとして利用する場合まったく使わないというのは厳しいので1日で充電運用になる。
【欠点】
・不在着信があった時に通知LEDが光らない
・伝言メモがない(simフリー機ならしょうがないか)
・モバイルsuicaとかおサイフ系のアプリは使えない
・MicroSDカードを諦めるしかない(FOMAは片方にダミーsimが必要)
・防水機能なし
【総評】
2万円でこの完成度は今までの中華製に比べても非常に高いのではないだろうか。私自身も中華製のスマホやタブレットを多数保有しているが価格帯でいうとナンバー1だと思う。現時点の。
タッチパネルの感圧が悪いと書いてますが、私の手持ちの中華製の中ではいい反応の部類です。あくまで第一線で活躍しているiPhoneなどに比べると、ということです。
g07+は公式の言うとおりガラケーからの移行ユーザーがメインターゲットだと思う(auの3Gユーザーはこの機種しか対応端末がないから期待も大きい)。今でもガラケー使っている人は面倒な手続きもすっとばせて、おまけに格安sim使えば月額費用が安くなってなおかつネットも出来る環境が整う。
それが何の苦もなく2万円で可能となれば十分検討できる機種だと思う。
auの3G回線をDSDSで使いたい場合、このg07+しか機種候補が無い。
ドコモやソフトバンクでDSDSしたいなら他の機種の方がよい場合がある。
もう少しお金出せるならソニーの「VAIO Phone A」がおすすめ。
やはり廉価版だがSnapdragon搭載のほうがゲームには向いている。